小説家になろう

第28回 2017.1.10

神様に絡まれ、世界最強の力を貰った少年。

しかし、彼が探していたのは、"使い方"だった。


世界最強になった俺 ~最強ですけどなにか?~



浜咲たゆ

物語

冒険者の少年レイフォンは、
幼馴染であり、相方でもある、
少女アシュリーとの待ち合わせに急ぐ最中、
神様を名乗る子犬に声をかけられる。

願いを叶えてあげるという神様の提案を、
レイフォンは即答で断るが、
神様がしつこく食い下がるので、
挙げられた例の中から、
適当に『世界最強』を願い事にした。

その後、アシュリーと合流したレイフォンは、
ギルドで討伐依頼を受ける。

依頼達成後、突然アシュリーが、
「自分がこの街から居なくなったら寂しいか」と尋ねて来たので、
レイフォンは、「居なくなるなんて想像できない」と返した。

数日後、北の魔族の国で魔王が復活し、
同時に、神様と名乗る者の導きにより、
人間の3大国で、
勇者が3人同時に誕生したという噂が流れ、
テスターの街はその話で持ちきりになる。

そんな中、アシュリーが、
神様と名乗る者の導きにより、
勇者のパーティーメンバーに選ばれ、
王都に旅立つ事が発表される。

アシュリーが旅立つ日、
見送りのため街の人が大勢集まるが、
レイフォンが現れず、アシュリーは落ち込む。

しかし、アシュリーが出発した後、
レイフォンが姿を表し、
神様から特別に貰ったペンダントを、
お守りとしてアシュリーに渡す。

それが色違いのお揃いだと気付き、
アシュリーは嬉しそうにしたが、
不意に真剣な表情で、
「自分は死ぬかも知れない」と告げる。

それを聞いたレイフォンは、
アシュリーを抱きしめながら勇気づける。

いつもの明るさを取り戻したアシュリーは、
レイフォンとの別れ際にキスをした。

アシュリーを乗せた馬車が去った後、
レイフォンは勘で近くにいた神様を見つける。

神様は、勇者たちを選んだのは自分ではない誰かで、
この世界に自分以外の神様はいないと語る。

「誰が神様を騙ったのかは分からないが、
 悪意はなさそうだ」
という言葉に、レイフォンはとりあえず安心する。

その後、神様はレイフォンに、
共に旅に出ることを提案する。

レイフォンは一旦は断るが、
神様に、
「世界の事を何も知らないのでは、
 アシュリーに何か起きた時、助けられない」
と言われ、共に旅に出ることを了承する。

アシュリーが旅立った一週間後、
レイフォンもテスターの街を離れ、
ベロアの街にたどり着く。

宿を探していたレイフォンは、
貧民地区に住むアイラに声をかけられる。

案内料を要求してきたアイラにお金を支払い、
レイフォンと神様は宿を見つける。

神様に「一週間ぐらい様子をみよう」
と言われたレイフォンは、そこに滞在する事を決めた。

同時期、第9魔王軍将軍のレゾナスは、
人間を魔人化させ、戦力とする実験を行っていた。

レイフォンがベロアの街にきて三日目、
アイラの妹ルンが魔人化してしまう。

魔人を倒そうとする冒険者たちから、
魔人化した妹を守ろうとしたアイラは、
冒険者たちの剣で腕を切り落とされてしまう。

そこに、仮面で正体を隠したレイフォンが姿を現し、
アイラたちを庇うように動き、
冒険者たちに記憶改ざんの魔法をかけた上で追い払う。

レイフォンは、この世界にはない『時の魔法』でアイラの腕を治し、
魔人化したルンも、魔族の血液を取り除くことで人間に戻した。

神様はこれを見て、
レイフォンの使っている魔法が、
自信が与えた『世界最強』とは関係ない力だと気付く。

「君は何者なんだい――レイフォン」

登場人物

▼レイフォン
14歳の少年。
本作の主人公で銀髪が特徴のイケメン。

幼い頃に両親を亡くしており、
ウェスタリア王国にある、
テスターの街に一人で住んでいる。

幼馴染のアシュリーにはレイと呼ばれており、
二人組みの冒険者として活動し、
主に囮役として仕事をこなしている。

普通の人間には不可能な無詠唱魔法を扱えるが、
その事実は周囲に隠している。

突然神様に選ばれ、
願いを叶えてもらえることになったが、
適当に話を聞き流した結果、
「世界最強」の力とおまけで異世界の知識を手に入れた。

魔法の扱いなどに常識外れな面が多々あり、
神様が驚くほどの力を発揮する。


▼アシュリー・テンペリス
15歳の少女。テンペリス伯爵令嬢。
レイフォンからはアシュと呼ばれている。
高い魔法の実力を持つ。

レイフォンには好意を寄せているが、
なかなか素直になれないツンデレ少女。

神様と名乗る者の導きにより、
勇者のパーティーメンバーに選ばれる。

幼少の頃のとある出来事がきっかけで、
レイフォンが何かを隠していることに気付いているが、
それに触れることはしないでいる。


▼神様
この世界の神様。
普段は子犬の姿をしている。

人間の姿になると、
5歳くらいの幼女になる。

レイフォンの前に突然現れ、
願いを叶えてあげると言い出すなど、
不明な行動が多い。

レイフォンの願いを叶えて以降、
何故か神力が落ちてしまい、
天界に帰れなくなっている。

勇者パーティーについては、
自分は選んでいないと言い、
また、自分の他に神様はいないと語る。

宙に浮いたり姿を消したりも出来るが、
レイフォンには簡単に見つかってしまう。


▼アイラ
10歳くらいの少女。
ベロアの街の貧民地区に住んでいる。

目の見えない妹ルンと共に生活しており、
ルンの目を治すためにお金を貯めている。

年齢が理由でちゃんとした仕事には就けず、
案内料などで収入を得ている。

レイフォンがベロアの街で宿を探していたとき、
道案内を買って出たことで知りあう。


▼レオン・アインヘルム
18歳の青年。
神様と名乗る者により、
ウェスタリア王国の勇者に選ばれた。

人間の中では高い実力を持ち、
神様に与えられたという、
勇者だけが使える力を行使できる。

パーティーメンバーのアシュリーに一目惚れし、
好意を抱くが、全く相手にされていない。

アシュリーのことになると冷静さを失う為、
他のパーティーメンバーからは呆れられることも多い。

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今回の調査対象者
調査期間:2016/12/01-2016/12/14
性別:男性
年齢:35~54歳
好きな作品ジャンル:周辺救済 系

上記コンテンツは、株式会社博報堂DYデジタルが保有する調査パネルデータの分析結果をもとに、対象者によく読まれている作品をピックアップし、紹介しています。

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