小説家になろう
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第49回 (2017.11.14)

前評判は最悪な不遇職。
でも、続けた先には、良い事あるかも。


召喚師で遊ぶVRMMOの話

北野十人

物語

ゲームが大好きな拓馬は、
VRMMOのファンタジーRPG、
『バトルバトルオンライン』に興味を持ち、
サービス開始日を待っていた。

ベータテストに落選した拓馬は、
我慢できずに情報サイトで、
大好きな召喚師の情報を見る。

しかし召喚獣と契約するために必要な
卵のドロップ率の低さや、
経験値を召喚獣と分け合うために
成長が遅いことなどから、
お勧めしないと書かれていた。

それでも拓馬は、
レア物が好きだという性格もあり、
召喚師のポテンシャルを信じて、
プレイすることを決意した。


そして迎えたサービス開始当日、
拓馬は早速ログインし、
「名前はラル。種族は人間、職業は召喚師」
というロール設定の元、
スキルを選び、チュートリアルを始める。

攻撃魔法の練習を始め、大きな木人形を倒すと、
突然、シークレットクエストクリアのご褒美をもらう。
いきなりのシークレットに興奮しながら、
ラルはゲーム本編の世界へ移動する。

ラルは「はじまりの街」の中央広場から、
さっそく冒険者ギルドへ向かう。
ギルドに入ると、ツインテールの可愛らしい
受付の女性マリーに案内され、
Fランク冒険者として登録された。

さらにギルドについて説明を受け、
初心者向けに訓練を行っていることを知る。
ラルは剣の訓練を受けることに決め、
講師の男と、ラルを気に入ったBランク冒険者の
ハヤテから訓練を受け、スキルを取得する。

次に、武器を購入するために、
お店についてマリーに聞くが、
購入資金が足りないことを知り、
クエストをクリアしてお金を貯めることにした。


依頼板の方に移動してみると、
自分の召喚獣にしたいと思っていた、
鬼の魔物「小鬼」と、
うさぎの魔物「バトルラビット」の討伐依頼があり、
ラルは迷わず両方の依頼を受けて、
まずは、小鬼の住む森へと向かった。

森に入りすぐに小鬼を見つけたラルは、
一撃で小鬼を倒すが、
契約に必要な卵はドロップしなかった。
その後も何十体も小鬼を倒したが、
事前情報通り、なかなか卵はドロップしない。

現実の一週間ほどそんな日々が続き、
自称レアハンターのラルもさすがに
イライラを募らせていく。


仕方なく、きりの良いところで
街に戻ったラルは、
小鬼の卵探しを一旦止めて、
今まで放置していた、
バトルラビットの討伐依頼をやることにする。

街のすぐ近くの狩り場で、
バトルラビットを1体倒すと、
いきなり卵をドロップする。

あまりのあっさりさに、
つい反応が遅れてしまったラルだが、
召喚獣として契約すると、
兎人という言葉が連想される、
美少女のバトルラビットが生まれた。

ラルは彼女に「ラビィ」と名付け、
ラビィの能力を把握すると、
一緒に小鬼狩りを再開する。

しかし、ラビィと共に狩りを続けても
小鬼の卵は一向にドロップしないまま数日が過ぎ、
ラルは挫折しそうになっていた。

そんなある日、戦いの後、
急にラビィがラルに向かって突進してきた。
ラビィの喜ぶ姿を見て、
ついに小鬼の卵がドロップしたことを、
ラルは理解した。

二人は新しい仲間が増えることを喜び、
運よく、狙っていた小鬼の雌を召喚でき、
彼女に「サクラ」と名付けた。


そしてラルは、召喚した小鬼を連れていけば、
何か特別なイベントが起こるのではと予想して、
小鬼の村へと歩みを進めていく。

登場人物
ラル(如月拓馬)
ゲームが大好きで、いつも決まって
召喚師の職業を選んでプレイしている。

『バトルバトルオンライン』に関して、
情報サイトで召喚師に対する、
ネガティブな情報を得ながらも、
実際にやってみないと分からないと、
ポジティブに考えて召喚師を選んだ。

難しいと逆に燃えるタイプで
自称レアハンター。

説明を最後まで聞いたり、
チュートリアルを最後まで行うなどの
謙虚な性格であり、
結果的に効率の良いプレイに辿り着きやすい。

現実世界では美少女と話すことなどないため、
マリーと接するとき、照れたり喜んだりしている。

ラビィ
うさぎの魔物である、
バトルラビットの卵から
生まれたラルの召喚獣。

ラルからラビィと名付けられ、
ラルのことはマスターと呼んでいる。

契約する際、
ラルは人間のエッセンスを加えており、
バニーガールのような姿になることを
期待されていたが、
裏腹に、快活で元気な子供の姿になった。

黒髪ポニーテールの頭の上に、
二本の長い耳が生えており、
兎人という言葉が似合う。

非常に元気は良いが、
人見知りな一面もある。

サクラ
鬼の魔物である、
小鬼の卵から生まれたラルの召喚獣。

ラルからサクラと名付けられる。

灰色の肌をしており、
一見すると人のようにも見えるが
額から小さな角が生えている。

人と鬼のエッセンスを
半分ずつ持って生まれており、
魔物言語を使うが、
ラルにはまだ言葉の意味を
理解してもらえていない。

マリー
冒険者ギルドの受付嬢。
ツインテールの可愛らしい女性で、
ラルを虜にしている。

ギルドに来たラルにいきなり、
「手を握ってください」と言うなど、
イタズラ心もあるが、
基本的には優しい性格をしている。

やり取りのうち、ラルとも仲良くなり、
ラルからマリーと呼び捨てで
呼ばれるようになっている。


作品を読む

今回の調査対象者
調査期間:2017/10/16~2017/10/29
性別:男性
年齢:30~39歳
性別:女性
年齢:50~59歳
好きな作品ジャンル::のんびりマイペース系
上記コンテンツは、株式会社博報堂DYデジタルが保有する調査パネルデータの分析結果をもとに、対象者によく読まれている作品をピックアップし、紹介しています。

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